日本人を旅券不携帯の疑いで誤認逮捕 埼玉県警川口署

 「「日本人です」ぐらいのこと、普通に言えるだろう」と、逮捕された当人を責める意見も多いと思う(この件に関して、2ちゃんねるとか見てないから、実際は知らない)けれど、最近の警察官は決して紳士的ではないのだから、かつての「オイコラ警官」に近いと考えないといけないのです。

 元国家公安委員長白川勝彦の時(No.221、222、223を参照)は、4人組みで周りをぐるぐる回りながら、かわるがわるズボンのポケットをまさぐりました。

 これは相手が白川勝彦というオッサンだからいいものの、女性だったら完全に集団痴漢行為ですね。

 そして、財布を見せる気は無いと言う白川の周りを囲んだまま、10分以上その行為をくり返したのです。

 今の警官というのは、それが職務だと教育(洗脳)されているのです。恐ろしいことです。



 今回の川口署の件でも、警察は「「日本人です」と言わなかったからだ」などという理由を述べていますが、たとえ何度そう言ったとしても、警官は彼女を疑いつづけたでしょう。取調室でも身元を確認できなかったということは、身分証明書の類も持っていなかったのでしょうし。

 彼女が「視線をそらし、警察官を避けるようなそぶり」をしたのは、毎回警官につきまとわれて、嫌気が差していたであろうことは簡単に想像がつきます。そして、警察官も外人を見かけるやいなや、犯罪者予備軍として対応するように教育(洗脳)されていたのでしょう。

 今回の件で署長が「指導を徹底し、再発防止に勤める」などと言っていますが、外国人に対する偏見がなくならない限り、それは不可能です。日本人の中には「怪しい外国人(=アジア系&黒人)を見かけたら尋問をするのは、警官の当然の職務だ」と広言してはばからない人もいるのですから。