中川はいい加減だなぁ


牛乳100万本廃棄 「太る」印象、消費者敬遠 牧草スクスク、生産過剰

 そもそも牛乳は常態ですらまともに商品としての機能は果たしていないのと同じで、供給過多で需要とのバランスが全く成り立っていない。

 それは生産量が多すぎるというだけではなく、需要は夏場に大きくなるのに対し、生産量は冬場の方が大きいという、生体由来の根本的な問題もある。

 こうした問題は、基本的に牛乳が「なまもの」としてしか扱えないという、保存の問題に由来すると私は考える。マグロや牛肉などのように冷凍保存、もしくはそれに類する長期保存が可能ならば、市場全体の流通量を安定させることができる。

 中川農水相「MOTTAINAI」などと無責任に言うが、廃棄に対して何らかの責任を果たそうと考えるならば、牛乳を長期保存する技術開発に対する支援を行なうしかない。

 そうでなければ、わざわざ出てきてくだらぬ口をさし挟まぬことだ。